MINI クロスオーバー ミニらしさは健在か?
掲載 更新 carview! 文:川端 由美/写真:BMWジャパン
掲載 更新 carview! 文:川端 由美/写真:BMWジャパン
ミニという言葉は1960年代に生まれたが、その語源はクルマの「ミニ」だという説が有力だ。事実、鬼才アレック・イシゴニスの手になる革新的な設計が自動車の形になったのが1959年。それに続いて、ミニスカートの流行がミニという言葉を定着させた。そのミニスカートも、「ミニ」なしでは生まれなかった。デザイナーのマリー・クワントが、当時、ミニに乗っていて「愛車のようなキュートなファッションを作りたい」と提案したのがミニスカートだった。
何故、こんな話をしたかと言えば、ミニ一族に新たに加わった「カントリーマン(日本名:クロスオーバー)」が、全長×全幅×全高=4097(クーパーSは4110mm)×1789×1561mmとなり、もはやミニとは言えないサイズになったからだ。果たして、ミニと呼ぶべきだろうか?
そんな疑問を胸に、コロンと丸いキーとiPhoneを受け取った。混雑している空港の駐車場でも、つぶらな瞳でこちらを見るミニの一群が目にとまる。SUV風になっているが、一見してミニとわかるデザインだ。もちろん、細部にミニらしくあるための努力がうかがえる。大きなヘッドライトと五角形グリルはそのままだが、ウィンドスクリーンを寝かせ、ホイールアーチをブラックアウトさせ、リアランプをハッチゲートの隅に置くことでより低く幅広く見せている。ピラーをブラックアウトさせてヘルメットのようなルーフをかぶせることで、ミニ一族に共通するルーフラインを崩さないように心がけている。見た目は、ミニと認めてもよさそうだ。
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